総合研修プログラムでは、心大血管、運動器、中枢神経の3つの領域を通して、基本的な症例から大学病院ならではの難しい症例まで幅広く経験させていただきました。この経験により、多角的な視点から理学療法の学びを深めることができ、全身状態を把握した上で治療の選択やリスク管理を行うことの大切さを学ぶことができました。また、3回の症例報告会を通して、自分の考えを整理して表出することの難しさを痛感しましたが、論理的な思考力や表現力を養う貴重な経験となりました。
これらの経験は今後の臨床現場でも必ず活かすことのできる充実した1年間だったと感じております。
1年間という限られた期間で多くの臨床領域に触れ、幅広い知識と経験を積むことができる点に魅力を感じ、本研修に参加しました。研修では、実技指導や日々のフィードバックに加え、カンファレンスや勉強会を通じて、思考の言語化やプレゼンテーションスキルなど、理学療法の専門性を超えて役立つ力も養うことができました。長いようであっという間だったこの1年間、先生方や同期とともに過ごした日々は、私にとって貴重な時間でした。多くの学びと出会いを通して、自分自身の価値観や考え方を見つめ直し、大きく成長することができたと実感しています。貴重な学びの機会をくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
総合研修プログラムでは、日々の診療や指導者とのディスカッションを通して、運動器疾患、中枢疾患、内部疾患に対する理学療法の知識と技術を身につけることができました。年3回の症例報告では、情報収集や治療選択、効果判定のプロセスを学ぶだけではなく、論理的思考やプレゼンテーション能力を鍛えることができました。また、多職種カンファレンスや医師のカンファレンスに参加することで、他職種連携の重要性を学ぶことができ、理学療法士の役割をより深く理解することができました。
総合研修プログラムでは、多くの先生方からのご指導のもと、幅広い知識と経験を深めることができました。特に症例報告においては、評価?解釈?介入?再評価?考察といった 一連の臨床過程を丁寧に学び、自らの考えを言語化して発表する経験を重ねる中で、実践的な思考力と伝える力を養うことができたと思います。こうした基本的な臨床思考を1年 目で身につけられたことは、今後の臨床実践において大きな支えになると感じています。さらに、手術見学や多職種との勉強会などにも参加する機会に恵まれ、非常に充実した一年間となりました。