本学医学生が医学生理学クイズ大会(PQJ online 2025)を主催! ~世界12か国から計77チーム、305人の医学生による国際イベントを成功させる~
概要
生理学を中心とする医学に関わるクイズ大会(PQJ online 2025)を、本学医学部3年生有志(代表:島津大和、井上結翔)が主催しました。当日は12か国から77チーム、305人の医学生がオンラインで参加し、ベトナムのチーム ”Homeo5tatis” (Can Tho University of Medicine and Pharmacy) の優勝で幕を下ろしました。本学有志のチームは国際的な学生同士の知的交流の場をオーガナイズし、大会を成功させました。
本大会は、日本生理学会の後援を受け、本学医学部生理学講座細胞生理学分野の教員の支援のもと、学生主体で実施?運営されました。大会の様子は、大会のホームページで大会後約1年間公開されています。
本大会は、日本生理学会の後援を受け、本学医学部生理学講座細胞生理学分野の教員の支援のもと、学生主体で実施?運営されました。大会の様子は、大会のホームページで大会後約1年間公開されています。
PQJについて
PQJ (Physiology Quiz in Japan) は日本全国および世界中の大学生がチームを組んで出場し、医学?生理学の知識を競う世界規模のクイズ大会の一つです。コロナ禍を契機に2024年に「現地型」と「オンライン型」に分離?独立した大会であり、今大会のPQJ online 2025はオンライン型の第2回大会となります。日本生理学会の後援の下、「学生主導」で企画、運営、作問(教授陣による監修あり)を行う点が最大の特徴です。
国や地域、人種、性別、年次を問わず参加可能であり、大会進行?クイズ問題は全て「英語」が用いられます。大会名に“生理学”を冠していますが、出題範囲は広く、医学全般にわたります。参加者は世界中からエントリーされ、世界規模での医学知識の現状を知ることができるほか、医学?生理学に対する学習意欲の促進、学生同士の国際交流の場となります。
なお、本大会は世界最大規模の現地参加型大会であるInter-Medical School Physiology Quiz (IMSPQ)の関連大会です。IMSPQの創始者?顧問であるMalaya UniversityのCheng Hwee Ming教授は、本大会でも特別顧問を務められ、ご支援をいただきました。
国や地域、人種、性別、年次を問わず参加可能であり、大会進行?クイズ問題は全て「英語」が用いられます。大会名に“生理学”を冠していますが、出題範囲は広く、医学全般にわたります。参加者は世界中からエントリーされ、世界規模での医学知識の現状を知ることができるほか、医学?生理学に対する学習意欲の促進、学生同士の国際交流の場となります。
なお、本大会は世界最大規模の現地参加型大会であるInter-Medical School Physiology Quiz (IMSPQ)の関連大会です。IMSPQの創始者?顧問であるMalaya UniversityのCheng Hwee Ming教授は、本大会でも特別顧問を務められ、ご支援をいただきました。
PQJ online 2025の特徴
1) 本学学生が大会を主催しました!
PQJ online 2025は本学医学部3年生の島津大和、井上結翔の共同代表に加え、小島一朗、駒林佑海、舛潟菜々子の計5名の有志(※写真1)を中心に運営されました。島津、井上、小島の3名は、2025年3月の大阪医科薬科大学主催のPQJ 2025(現地型)の大会で3位入賞(国内最高位)の実績を挙げ、井上、小島、駒林の3名はChulalongkorn University主催のIMSPQ 2025(タイ)への出場推薦(※写真2)を得ることができました。これらの実績?経験が高く評価され、PQJ事務局(代表:洛和会音羽病院 井上鐘哲先生)より本大会主管の推薦をいただき、2025年6月に運営チームが結成されました。
PQJ online 2025運営チームは、ポスター(※写真3)やホームページの作製、作問、大会の準備と当日の進行、協賛企業様との連携など運営に関わる諸事を担い、大会の開催を主導しました。なお、大会の中心となるクイズ問題は、学生自らが独自に問題を作成し、日本生理学会教育委員会の委員長である大阪医科薬科大学の小野富三人教授、東京慈恵医科大学の南沢享名誉教授、愛知医科大学の佐藤麻紀講師による監修を受け、世界基準の問題として出題されました。また、本学の山下敏彦学長、齋藤豪医学部長にも大会参加者へのWelcome Messageをいただき、大会をご支援いただきました。
PQJ online 2025運営チームは、ポスター(※写真3)やホームページの作製、作問、大会の準備と当日の進行、協賛企業様との連携など運営に関わる諸事を担い、大会の開催を主導しました。なお、大会の中心となるクイズ問題は、学生自らが独自に問題を作成し、日本生理学会教育委員会の委員長である大阪医科薬科大学の小野富三人教授、東京慈恵医科大学の南沢享名誉教授、愛知医科大学の佐藤麻紀講師による監修を受け、世界基準の問題として出題されました。また、本学の山下敏彦学長、齋藤豪医学部長にも大会参加者へのWelcome Messageをいただき、大会をご支援いただきました。
2) 世界12か国、77チーム、305名が参加し、熱戦が繰り広げられました!
本大会はベトナム、インドネシア、パキスタン、中国、タイ、日本、ナイジェリア、台湾、ペルー、チェコ、スロベニア、ウズベキスタンといった広範な地域から参加者が集まり、医学?生理学の知識を競い、激しい熱戦が繰り広げられました。中でも東南アジア圏のチームの勢いは凄まじく、決勝に進出した5チーム全てがアジア圏のチーム(ベトナム、インドネシア)でした。常連の欧州チームもアジア圏に勝るとも劣らない活躍を見せ、大会を大いに盛り上げました。
3) Sydney UniversityよりAndrew Moorhouse教授を招聘し、教育講演をいただきました(初)!
本大会では、PQJとしては新たな取り組みとして、国際的な実績を有する高名な医学研究者による教育講演をプログラムに組み込みました。Sydney UniversityのAndrew Moorhouse教授を招聘し、参加者は同教授の教育講演の中で、医学?生理学に対する知見を深めることができました(※写真4)。
4) 日本生理学会の久保義弘理事長に観戦いただきました(オンライン大会初)!
PQJ online 2025は、日本生理学会の久保義弘理事長に観戦をいただきました。オンライン形式の大会に同会理事長が観戦されるは今回が初めてのことであり、本大会の格調を一層高めるものとなりました。
PQJ online 2025の運営
2025年9月に公式ホームページを開設し、正式に参加者の募集を開始しました。運営チームによるIMSPQ2025や国内外の大学への宣伝、PQJ事務局や特別顧問Cheng Hwee Ming教授による精力的な宣伝活動により、世界各国から多くの参加者を募ることができました。
PQJ online 2025は、First Round(多肢選択式)、Second Round(多肢選択式)、Semifinal Round(並べ替え問題?対応問題)、Final Round(早押し問題)の4つのセクションより構成しました(※写真5)。Semifinal Roundまで全ての参加者が参加可能であり、Final Roundは上位5チームによる早押しクイズとしました。全ラウンドを通して参加者たちは熾烈な熱戦を繰り広げ、極めて高い正答率を叩き出すチームもありました。決勝に残ったのは、ベトナムとインドネシアのチームで、ベトナムのチームの優勝で幕を下ろしました(※写真6)。大会後はオンライン上で懇親会を開き、優勝チームによる勤勉な学習努力や他国の大会における実績などが語られました。写真7~9に当日の様子を示します。
PQJ online 2025は、First Round(多肢選択式)、Second Round(多肢選択式)、Semifinal Round(並べ替え問題?対応問題)、Final Round(早押し問題)の4つのセクションより構成しました(※写真5)。Semifinal Roundまで全ての参加者が参加可能であり、Final Roundは上位5チームによる早押しクイズとしました。全ラウンドを通して参加者たちは熾烈な熱戦を繰り広げ、極めて高い正答率を叩き出すチームもありました。決勝に残ったのは、ベトナムとインドネシアのチームで、ベトナムのチームの優勝で幕を下ろしました(※写真6)。大会後はオンライン上で懇親会を開き、優勝チームによる勤勉な学習努力や他国の大会における実績などが語られました。写真7~9に当日の様子を示します。
PQJ online 2025の主催で得られた経験と展望
学生にとって、国際的な医学クイズ大会を主体的に開催し、成功させたことは大きな自信につながりました。また、PQJやIMSPQへの関わりを通した経験から、アジア諸国の参加者のレベルの高さと勢いは確固たるものであり、欧米のみならずアジア諸国も含めた世界を意識することの重要性を感じました。学生?指導教員ともに、地域から世界と幅広い視野をもつことの重要性を再認識し、それぞれの目の前の課題に取り組んでいく所存です。
本大会にご支援?ご協力をいただいた全ての方々に、心から御礼申し上げます。
詳細は、下記のプレスリリース資料をご覧ください。
本大会にご支援?ご協力をいただいた全ての方々に、心から御礼申し上げます。
詳細は、下記のプレスリリース資料をご覧ください。